おはようございます。
昨日嬉しいことがありました。これまで自分が探していた、自分の考えに近いものを持つ方と話ができたことです。私の中でその方は、どちらかというと苦労しているな。というイメージと、その中でも何とかやってきているな。というイメージはありましたが、その背景にある考え方が私と似ているし、置かれている境遇も似ているなと感じました。
もっと話をしたくなりました。
その方とは15年以上同じ職場で仕事をしてきたているのですが、初めてそのように感じることができたのは、お互いのコミュニケーションを取れる状況に変化があったからだと思います。突然ですが、苦労している人を見たときに、みなさんはその方にどのような行動を取るでしょうか。ほっといてほしいと思っているから、何もしない。という人が多いのではないでしょうか。この思う部分が大事なのかと思います。思うことには、困っている事象を捉え思うことなのか、相手を考えた上で、相手の様子を観察してみてそれで異変を感じるところまで捉えられたのか。
これによって行動は変わります。これは前回のブログで示す、察する能力の通りなので、割愛させて頂きます。
この考え方が似ていることがわかった人が困っている時に、私は、技術的なコメントの支援を何回かしました。しかしながらそれは相手が自分に相談に来たからであり、決して自分からの行動ではないです。
ある日、この方と2人で残業をしている状況があったことを覚えています。
私は体調があまり良くなく咳をしていました。仕事も大変で早く帰れなかった、自分にその方は「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたのを覚えています。その一言が、今でも忘れられないのは、心に響いたからだと思います。
ですので、この方には頭が上がらないというところがありました。でも普段はあまり接点がなかったので、その方の考えていること、苦労度合いは想像するしかありませんでした。
きっと相談に来た時は、切羽詰まっていたのではないかと思い、技術的なアドバイスはしたもののもう一歩踏み出した何かをすることができればよかったなと思いました。
過去は変えられないので、今の仕事を2人の力をベースに成し遂げることが、信頼関係の構築とあの時の「大丈夫ですか?」にお答えすることにつながると思います。
年末になって大きな仕事が入って、心を整えなければならない状況が続きますが、自分が成し遂げたいことをコアに持って、日々の生活、仕事、交友関係を続けていきたいと思います。