おはようございます。
今日は戦争が無くならない本当の理由について、記したいと思います。
現在世界各地で戦争が行われ、沢山の人が死傷しています。この現実をみなさんは傍観者としてしか見ることができないかと思います。私もその1人です。しかし、学ぶことで自分の周りに戦争を起こさないための行動をすることはできると考えます。
戦争とは、両者の正義のぶつかり合いであると考えます。ある思想、生まれながらに持った考えは誰でも持つものです。他人と接する時に、この違いを理解し合うこと、これが戦争を起こさない唯一の方法であると考えます。これが簡単でないから戦争が起きるのです。家庭でルールを設けたとします。これは基準があることで、お互いの考えの違いを吸収するためのものです。家族会議を開いたとします。これはお互いの考え方を確認し、その考え方をベースに、お互いの歩む方を見直すためのものです。一旦相手の話を聞いて、聞いて、聞いて、そしてその話をベースに、どうすることがベストなのか、お互いで実施しない限り、争いは無くならないでしょう。
私は、14年間拉致をされ、普通の生活をしているようで、そこには本当の自由はなく、考え方も肉体的にも、そこで争いが起きぬように、生活してきたことがあります。
そうなった以上、それをプラスに捉える性格があったことから、その生活を続けてきましたが、ある日それから抜け出すことのできることが起きました。
そして今はショーシャンクの空にという名作映画のようなラストの後の人生を歩んでいると感じています。
自分の考えを相手に話して理解されること、同時に相手の考えを聞いて理解すること、この繰り返しが今はできています。まだまだ相手の立場になれず、自分の意見を押し付けてしまうことがあります。でも相手がそれを聞いて、否定するわけではなく、落とし所を探ってくれること。とてもありがたい事です。
お互いの正義を振り翳す前に、相手が思う正義を聞いた上で、自分の正義というものを考え直しても良いのではないかと思います。
