おはようございます。
先日仕事で、他の部署との打ち合わせがありました。他の部署は、自分達がやるべきことが明確になっていて、それを筋に話を展開してきます。自分の部署は、自分達がやるべきことが明確になっていないことから、相手の要求を受け入れ、相手の仕事すらも自分がやるという構図になってしまいました。
まさに他人軸を生きる。ということです。
自分がないと、こういう状態に陥ります。自分達が何をすべきか、それがブレると、他人軸を生きることになります。協力ということが使われます。でも私はこれは、自分のやるべきことを明確にしていないからこそ、相手に合わせる行為であるとも取れます。協力はもちろん必要です。困った人を助けることはとても大切なことです。でもそれは、自分が出来上がっていない人、自分のやるべきことを放棄した人がやるべきではない、むしろ協力という自己満足を得ようとしているようにしか思えなくなります。
自分達が何をすべきか。これをまず軸として持って、相手にそれを理解していただき、その上で自分達のことを着々と遂行しながら、他人に協力をしていく。これが必要です。
先日ボランティアの方が、被災地で盗難をして逮捕されました。ボランティアという協力、助けるという行為が破綻した事象です。この原因は、やはり、ボランティア精神として、自己を律する能力に欠けていたのだと思います。
自分が食べて動けるようになって、人を助ける。と考えたのかもしれませんが、その食べ物を被災地の方が食べることが何よりも優先です。
今自分が行なっている行為が自分軸でなすべき事が、把握されており、それを実行しながら、他人のために協力できているのか、やはり人間としてこれを判断する能力がありますし、そこを放棄せずに、考えて行動することが大事です。
みなさん是非まずは自分が今やるべき事を５minでもいいので考えてみてください。そして考えた結果をもとに、次の行動を選択してください。必ず自分にも相手にも最適な判断ができることになります。主体的に生きる。自分の人生に責任を持つことがとても大切です。
