おはようございます。
私は、会社で先行技術の開発をしております。つまりはこれから必要とされるであろう技術を必要な時までに開発完了し、技術利用者のお仕事を円滑に回すための仕事になります。
先日会社の同僚から、これから必要とされるであろう技術について、現在の状態から想像して定義することが難しい、つまりそこに解釈入れられない、解釈にはデータが必要だが、そのデータも確かなものではない。といった意見がありました。振り返ると間違っていないと感じました。嘘では無いけれど、それなりの仮説に基づくデータがなければ、相手を説得することができません。仮説立てるとは、本説となるのか、やはり仮説のままとなるのか、わからない状態です。つまり当たるが八丁当たらぬも八丁ということになります。同僚は、この仮説が立てられない、つまり極めて予想しづらい未来に対する仮説をいくら立てても、全て嘘になってしまうといった考えを持っているのであると思いました。
私の意見として、同僚の意見は一つの考え方として、もっともだと思いつつも、世の中全て仮説じゃないのかとも思いました。こういう状況だから、こうなったらいいな、こうなるにはこういうデータ、仮説、経験があるよな。きっとそうなるを繰り返しているように感じます。もちろん会社は給料を頂いていますので、より確実な判断材料を揃えて、提案をしていかなければなりませんが、それすらも何かの会社に基づく、仮説を超えることはありません。
それが嫌になってしまう。つまり、責任がついてしまうと。仮説が仮説のまま終わるような場合、会社には利益をもたらしません。つまり存在意義すら問われてしまう事態となってしまいます。それが一番辛い状況です。私は会社勤め17年となりますが、この事実、解釈、データの紐付け作業を繰り返してきました。
これからも繰り返すことになるかと思います。
でもまさにそれが仕事、仮説を本節に変えることが現在の私の仕事です。嘘はつかない、常に解釈をいれ、それをデータ、仮説、経験をもとに話す。をモットーに仕事を継続できればと思います。
自分が言うのもなんですが、テキトーなところもありますが、根が真面目です。曲がったことは嫌いで、相手が私利私欲に満ちていることも感じ取った場合、時にはコメントさせていただくこともあります。
自分は今の仕事が向いていると思います。それは17年間試行錯誤で続けてきた実績があるからです。実績はその都度利用されてきました。もちろん見向きもされなかったものもあります。
これから部署異動がある可能性があります。異動した場所においても、事実ー解釈ーデータをもとにチームを鼓舞して実績を作りたいと思います。
それが嫌になったら、どうしましょう。山に登って、全てを忘れることになると思います。
